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WSC Tokyo Round 2025

Table of contents : 


  1. 自己紹介

  2. World Scholar’s Cup って?

  3. WSC DAY 1

  4. WSC DAY 2 

  5. 読者へのメッセージ



  1. 自己紹介

    こんにちは!渋谷教育学園幕張高等学校の2年生、沓水凜音(くつみず りおん)です!

    私は3歳から11歳までの8年間、イギリスに住んでいました。そして小学6年生の時に日本に帰国して、今は日本の高校に通っています。

    英語はもちろん得意だったはず…なのですが、日本に来てからというもの、「努力」と「継続」が苦手な私は、どんどん英語力が落ちていきました。最近では「〇〇って英語で何て言うんだっけ…?」と、かつての自分がびっくりするほど「ノーイングリッシュ サンキューベリーマッチ」状態です(泣)。

    そんなある日。スマホ中毒の私は、いつも通りSNSをポチポチ見ていたら、「World Scholar’s Cup」という大会を発見!


    「えっ、なにこれ!ちょー楽しそう!」と一瞬で心をつかまれて、勢いで参加を決めちゃいました。 

  2. World Scholar’s Cupって?


World Scholar’s Cup (通称:WSC)とは英語によって教養 (Team Debate, Team Writing, Scholar’s Challenge, Team Bowl) を競う総合競技であるとともに、世界約60の国と地域の約5万人の中高生との交流を通じ、国際理解を深める貴重な機会で、日本では2012年に始まりました。国内大会で上位に入賞すると、世界大会に参加する権利が付与され、世界大会で上位に入ると、Yale大学で開催される、チャンピオン大会に参加する権利が与えられます。

…と、ここまで聞くと「せ、世界大会!? レベル高すぎて、私なんかムリ…」って思った人、いませんか?実は私も、最初は「ガチのエリート向け大会」だと思ってビビってました(笑)。

でも、実際に参加してみてわかったんです。学力や英語力なんて関係なし!とにかく「やってみたい!」という気持ちさえあれば、誰でも挑戦できる大会なんです。そしてそれ以上に、得られるものが本当に大きいんです。

ここまで読んだら…気になってきましたよね?

そんなあなたに、この続き、ぜひ読んでほしい!



  1. WSC DAY 1 


【前日の様子】

私たちのWSCチーム、実は…バタバタ結成!

私のWSCチームは、渋谷教育学園幕張高校から私を含めて2人、そして筑波大学附属駒場中・高等学校から1人、というメンバー構成でした。

実は、筑駒のJ.Kくんとは、以前ディベートの大会で一度だけ顔を合わせたことがあって、それが縁で今回のチーム結成につながったんです。本当は渋幕の3人で出場する予定だったんですが、1人が直前で出られなくなってしまって…。大会1週間前、まさに奇跡的なタイミングでJ.Kくんがチームに加わってくれました!

そんなわけで、準備はとにかくバッタバタ。


大会前日は、スタバで「…これ、間に合うの!?」みたいな顔をしながら、なんとか資料を広げてました(笑)


(↓この時の“絶望感あふれる”写真がこちら)



(天から舞い降りた救世主) J.Kくんは自宅で冷静に資料を見ていました。



【WSC、ついにスタート!】


会場に着く前から、見たこともないくらいたくさんの生徒が、歩きながら英語でにぎやかに話していて、とにかく道が三人組のグループであふれていました。普段はあまり英語を話す人がいない環境だったので、イギリスに住んでいた私からすると、もう本当にワクワクが止まらなくて、すごく親近感が湧きました。みんなここにいるのは自分の意思で、同じ目標に向かって歩いている感じがして、もうすでに強い仲間意識を感じていました。

(↓会場の写真がこちら)





【Team Debate】

実は、私とJ.Kくんはチームのディベーターだったので、「ディベートは絶対勝つ!!」と内心めちゃくちゃ燃えてました(笑)。

「ディベート」って聞くと、「相手を打ち負かす!」みたいなイメージを持つ人も多いと思うのですが、WSCのディベートは、普段の「ガチバトル型」ディベートとはかなり違いました。WSCの参加者の多くはディベート初心者なので、形式や論理構造をガチガチに組むというよりは、「パブリックスピーキング」に近く、どれだけ簡潔でわかりやすい説明で、ジャッジを説得できるかが大事です。


しかも、WSCは勝ち負けそのものには一切加点なし!参加すること、考えること、話し合うことに重点が置かれていて、試合後には両チームがお互いにフィードバックを送り合うという、めちゃくちゃ新鮮なルールもありました。



全部で3試合あり、気になるお題は…


Round 1 : That new “social media doctors” should be hired to keep track of users’ emotional health 

→「SNSに“感情を見守るドクター”を雇うべきである」


Round 2 : That the government should hire science fiction writers to predict the future →「政府は未来予測のためにSF作家を雇うべきである」


Round 3 : Imagining a positive future is better than predicting the future

→「未来を予測するより、ポジティブな未来を想像する方がよい」



私たちは三試合とも GOVERNMENT SIDE (肯定側) でした!肯定側は否定側に比べて一回反論する機会が少なかったため、事前に相手が何をいうのかを予想しておくのがめちゃくちゃ大事だなと感じました。


ちなみに、これらのお題はWSC公式サイトの「Guiding Questions」の内容と深くつながっているので、これからWSCに出てみたい!という人は、絶対読んでおくのがおすすめです!





…って、気づいたらまたディベート語っていました(笑)。

「ちょっと何言ってるかわからん」って思った方もいるかもしれませんが、安心してください!

ここからは、次の種目「Team Writing」について熱く語らせていただきます!ぜひそのまま、ついてきてくださいね!




【Team Writing】


お待ちかねの 2種目目の「Team Writing」です!(当時の私たちにとっては全然お待ちかねじゃなかったです泣) 

Team Writing の流れはこんな感じでした : 

まず最初の 20分間 は、「どのお題にする?」「どういう構成にしよう?」といった相談&ブレインストーミングタイム。チーム全員でワイワイ話しながらアイデアを出し合います。

そのあとは 40分間のサイレントタイム。一人ずつ、静かにカリカリと自分のパートを執筆します。(ここ、けっこう集中力勝負!)

最後の 15分間 は、お互いの書いた文を読んでフィードバックし合ったり、「ここ、こうした方が伝わるかも!」とアドバイスを送り合ったりして、仕上げていきます。


お題はこちら…!

  1. What is an artistic trend that should be revived? 

→復活させるべき芸術の流行は何か?

  1. If social media existed from 100 years ago, what would happen? 

→ もし100年前にSNSが存在していたら、どうなっていた?

  1. If the statues of historical people started moving, what would happen? 

→ 歴史上の人物の像が動き出したら、何が起きる?


読者のみなさん、きっと今こう思いましたよね。

「えっ、何これ……?」

はい、私たちもまったく同じ反応でした。

今紹介したお題、まず意味を理解するのにかなりの時間がかかってしまい、やっと内容が分かってきたと思ったら、「で、これって何を書けばいいの!?」「誰がどれ書く!?」と、チーム全員で大混乱。

最初の20分は、ひたすら焦るタイムでした(笑)。

とりあえず、なんとか役割を決めて、サイレントタイム(40分)に突入。

  • J.Kくん → お題①を選び、「招待状」と「詩」を作成

  • 私は → お題②で、「SNSの投稿」を作成

  • H.Nさん → お題③で、「レシート」という謎形式に挑戦

……って、「想像してた“Writing”と全然違うんだけど!?!?」って思いましたよね?

はい、その通りです。

WSCのTeam Writingは、いわゆる「小論文」的な形式にこだわらなくてOK!なんと、紙の上であればどんな形式でもアリという、すごく自由なルールなんです。

実際、絵を描いている人もいれば、歌詞を書いてる人もいて、もうなんでもアリ状態。(それで本当にいいの!?って思うかもしれないんですけど、いいんです。)

ただ、その分、採点基準が見えにくいという難しさも。私が上位の作品を見て思ったのは、「自由な表現の中にも、ちゃんとお題への答えが英語で表現されていること」が、高得点のカギなんじゃないかということでした。



【Scholar’s Challenge】

やってきてしまいました。

私たちが一番恐れていた四種目目、「Scholar’s Challenge」。

もうね、本気で怖すぎたんです、、

関東大会の約2ヶ月前、WSC公式サイトに「Guiding Questions(※Team Debateのトピック一覧もここにあります)」と一緒に、「シラバス」と呼ばれる資料が公開されます。これがまた、化け物のような情報量と難易度で、読んだ瞬間、頭が真っ白になります。

本来なら、このシラバスを2ヶ月かけて、コツコツと、死に物狂いで読み込むのが正解。でも私とH.Nさん、やっちゃったんです…やってはいけない、「一夜漬け体質」が顔を出してしまって。

結局、本腰を入れ始めたのは大会の約2週間前。一方、J.Kくんはというと…なんと1週間前に初参戦して、その1週間で全範囲をマスター。神、ここに降臨。

そして当日。試験開始直前に知らされる衝撃の事実——「60分で120問。」

……え、無理じゃね???

この時点で、メンタル崩壊寸前。で、いざ問題を開いたら……

「え、私が勉強してきた内容、どこ???」

完全に知らない話ばかり。見たことのない名前、聞いたことのない理論。しかも私は前夜に焦って勉強してたせいで、睡眠時間はまさかの10分。もはやゾンビ状態で、問題文を読んでも頭に入ってこない。

正直、ちゃんと理解できたのは20問くらいでした…あとは勘と直感。そして最後は…「もう時間ない! 全部塗れ!!」作戦に切り替えました。

ちなみにWSCの選択問題はちょっと特殊で、1問につき5つの選択肢があるんですが、1〜5個まで塗っていいルールになってるんです。

例えば「これは確実に正しい!」「これは間違ってる!」みたいに、知識に基づいて判断できれば、それを表現すること自体が評価されるという仕組みです。  

つまり、「この問題に関してちゃんと考えた」っていう姿勢も評価対象なんです!

でもそんな仕組みを味わう余裕なんて、私にはありませんでした。

テストが終わった瞬間、「世界大会への夢も、今終わったな……」と、半泣きで天井を見上げる私とH.Nさん。

その横でJ.Kくんは、さらっと一言。

「俺、35分で全部終わったよ。」

……いや信じられんて。



【WSC DAY 1 終了!】

怒涛の三種目を終えて、やっとDAY 1が終了しました!

もはや気合いと根性だけで生きていたストイックすぎたスケジュール…

家に帰った瞬間——即・倒れました。

でも、それくらい濃くて、エネルギーを使い切る1日だったんです。たぶん人生の中でもトップクラスに疲れたけれど、同時に、トップクラスにワクワクした日でもありました。





  1. WSC DAY 2 

いよいよWSC関東大会2日目がスタート!前日はほとんど寝られなかった私ですが、この日はぐっすり眠れて絶好調。朝からテンションも高めで、会場に着く足取りも軽やかでした!

……と思ったら、いきなり種目スタートかと思いきや、まずはWSC名物(?)の「アルパカアクティビティ」が始まりました!

実はWSCの公式ウェブサイトやSNSを見たことがある人はご存知かもしれませんが、アルパカはWSCの公式マスコットキャラクターなんです。そしてこの時間、参加者全員が一人一つずつアルパカのぬいぐるみをもらい、なんと……!

アルパカを頭に乗せて、一生大事にすると誓う儀式が行われました(笑)。

想像が追いつかないかもしれませんが、こんな感じです↓




まさかのぬいぐるみ儀式に思わず笑いがこぼれつつ、でもなんだかこのゆる〜い雰囲気が「よし、今日もがんばろう!」って気持ちにさせてくれました。

この空気感、まさにWSCらしさ全開です。



【Team Bowl】


いよいよ WSC の幕が下がる、最後の種目の「Team Bowl」がやっときました!楽しすぎましたアルパカアクティビティを経たせいだったからか、気分もすごい良く、絶対勝つぞ!とチームで盛り上がってました。


「Team Bowl」とはチーム戦のクイズです!各チームに1つずつ5つ選択肢がある「クリッカー)」が配られ、約50問のクイズを答えます。 問題によって得点が違い、なんと問題が出てから五秒間でチームで話し合い答えを決めなくちゃいけないのです。

ここまでは「よくあるクイズかな」と思っていたのですが……なんと最初に流れてきたのは YouTubeやNetflixの動画。中には YouTube Shorts に流れてきそうな「ネタ系」動画もかなり多くて、私たちが想定していた普通のクイズとは全く違い、突然の映画展開に戸惑いました。

しばらくして謎動画が終わり問題が出てきたのですが、これがまた超クセモノ。普段学校で解くようなテストみたいに「どれだけ用語を覚えているか」を問う問題じゃないんです。

全部、“応用力”が試される問題。

つまり、ただの暗記クイズではなく、知識を使いこなす力が試されるんです。

正直、「えっ…これ、クイズじゃなくて頭脳勝負じゃん…?」って感じでした。

予想を軽く超えてきた形式と難易度に、本気で揺さぶられたTeam Quiz。初めての形式に驚きましたが、チームで知識を出し合い、話し合って乗り越えたと思います。


【Model Debate】


WSCの4つの競技がすべて終わり、怒涛の本番がひと段落。ここからはDAY 2のアクティビティ編に突入です!

まず最初に行われたのは、「Model Debate」!

Model Debateとは、1種目目の「Team Debate」で優秀だった人が選ばれて、会場にいる全員の前でプレゼン形式でディベートを披露するという特別イベントです。

私はてっきり、「会場で見かけた有名なディベーターさんたちが選ばれるだろうな」と思っていたのですが……なんと登壇した8人は全員ディベート初心者!

でも、それこそがWSCらしさ。

完璧なスピーチよりも、挑戦する姿勢と成長の過程が評価される場だというのをすごく感じました。

そして驚いたのは、私自身がそのModel Debateのジャッジに選ばれたことです!7人のジャッジのうちの1人として、登壇者の発言をじっくり聞き、評価する役割を担いました。

一緒にジャッジをした6人も全員ディベート初心者だったのですが、それぞれが真剣に意見を出し合いながら、「ここがよかったよね」「この点はもう少し突っ込めたかも」など、分析を重ねて最終的な勝敗を決定しました。

自分の意見がディベートの評価に反映される責任感も感じながら、ただの観客ではなく、“参加者”として関わる楽しさを存分に味わえた時間でした。



【Talent Show】

次に行われたのは、WSC名物の大人気イベント「Talent Show」!これは、海外ではよく見られるスタイルの、参加希望者が自由に自分の得意なことを披露する発表会です。

私はというと……歌とダンスが大好きなので、実は最後まで参加するかどうか本気で迷っていました。でも、「ちゃんと完璧にできないかも……」という不安が勝ってしまい、今回は思い切れず、客席からの応援に回ることに(泣)。

ステージでは、空手全国高校生チャンピオンの迫力パフォーマンスから、小学生くらいの子たちが堂々と歌うミュージカルナンバー、キレキレのダンス、バンド演奏、ピアノの独奏まで、本当に多種多様!客席では、まるでコンサート会場のようにみんながスマホのライトを振って応援し合い、会場全体が温かい一体感に包まれていました。

そして私はふと思いました。あの部屋には、誰かを評価する空気なんて一切なくて、「自分を表現したい」っていう気持ちで集まった人たちばかりだったんです。

WSCではこのTalent Showを「Untalented Show(才能がなくてもいいショー)」とも呼んでいて、「誰もが何かしらの才能を持っていて、参加することに意味があるんだ」っていうメッセージが込められています。

その言葉に、すごく胸を打たれました。

「上手じゃなきゃだめ」って思い込んで、ステージに立つ勇気を出せなかった自分をちょっと悔しく思いながらも、「今度こそは挑戦してみたい」と心から思えた時間でした。


【表彰式】世界大会進出、そして歓喜の大逆転!

ついにやってきました。WSC最後のイベント「表彰式」です!

正直、Scholar’s Challenge は全然解けなかったし、Team Writing はどんな基準で評価されるのかも分からなくて……「お願いだから世界大会(Global Round)に進めるTop10に入っていますように」と、ただただ祈るような気持ちで席に座っていました。

表彰式の最初は「Team Challenge」の結果発表からスタート。「もう何でもいいから呼ばれてくれ〜〜〜!」と心臓バクバクで待っていたら、なんと……私たちのチームが2位で呼ばれたんです!

「え、やばい、なにそれ!?どういうこと!?」とにかく全員で目を見合わせて、驚きと興奮で完全にパニック!

その後も次々と各部門の結果が発表され、最終的に「チーム総合2位」!そして、無事に世界大会への進出権を獲得することができました!!





【チームでの表彰結果】

  • 総合順位(Overall Senior)第2位

  • Team Challenge第2位

  • Team Bowl第2位

  • Team Debate第8位

  • Team Writing第43位







【個人表彰も大活躍!】

個人でも、たくさんのメダルと表彰をいただきました。中でもすごかったのが J.Kくん。

なんと……

  • Scholar’s Challenge(筆記テスト)で個人2位!

さらに、WSCの中でも最も名誉ある賞とされる「Jac Khor Award」 を受賞!




J.Kくん、本当に神でした。尊敬しかないです。

最終的に、チームで5つのトロフィーと38個のメダルを手に入れることができました。




喜びすぎて翌日、声が出なくなるくらい叫んだり、泣いたり、笑ったり。最高のチームで、最高の経験ができて、本当に一生の思い出になりました。


  1. 読者へのメッセージ

WSCのいちばん素敵なところは、結果や順位よりも「挑戦すること」を大切にする文化があること。どんな人にも、輝けるチャンスをくれる場所なんです。普段の私たちは、偏差値や受験など、どうしても「数字」で評価される世界ですが、WSCは、「自分だけの特別さ」を見つけられる本当に貴重な空間でした。

私はこの大会を通して、ずっと背負ってきた「勝ち負け」や「成績」のプレッシャーから少し自由になれた気がします。そして、同じように挑戦したいって思っている仲間たちと出会い、「成績だけじゃない、自分の知らない広い世界がまだまだあるんだ」って、心から感じました。

WSCは、私の価値観を変えてくれた「人生を変える経験」です。

ここまで私のWSC関東大会の旅を一緒に読んでくれて、本当にありがとう!もしこのブログを通して、「ちょっと参加してみたいかも」って思ってくれたら、すっごく嬉しいです!英語力や環境、過去の経験ではなく、「知ることが好き」「考えることが好き」「挑戦したい」、そんな思いがあれば、ぜひ挑戦してみてください!

……そして、な、なんと!9月にはバンコクでの世界大会に参加します!!! 

完熟マンゴー、大仏レベルに大きい像、人の波にのまれそうなマーケットなど、魅力たっぷりのバンコクでの物語も、またこのブログでお届けする予定です!

次回の更新もどうぞお楽しみに!See you in Bangkok!











 
 
 

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